滝川昌之のお気に入りの歌一覧
荒野のペンギン
命さえ惜しまぬほどの鳴き声が八日目の朝ハタと止まった
4
もっと見る
び わ
畑からネギ取ってきてと家内いう納豆に混ぜ今日も元気に
9
もっと見る
KEN
月讀みの明かり木漏れて泡沫の撫子の笑み包む夜半かな
18
もっと見る
恋葉
少年がもたれる椰子の木の幹に俺の血管が広がっている
2
もっと見る
恋葉
弔わば神となるまで妄執は鬼となるまで鬼にぞならん
3
もっと見る
詠み人知らず
依存でも隷属でもなく 対等に 甘えさせたり甘えたりがいい
17
もっと見る
詠み人知らず
青の吾がいつも持ってる元気玉 ちぎって投げるよ 受け取れオルズ
14
もっと見る
詠み人知らず
泥のごと布団に重く沈む身に まだ文月とふ倦むべき現
16
もっと見る
詠み人知らず
碧瑠璃の海面を跳べば 半円に張る鰭の紅絹 透けて輝く
12
もっと見る
夢士
蝉しぐれ走りゆく先はたと止み走り抜け行く背中に鳴く蝉
16
もっと見る
恣翁
杉の葉を滑り 洩れたる月影や 十三夜ながら 幽かるらむ
25
もっと見る
へし切
散れば咲き散れば咲きしてふふみつつ野分きに耐ゆる百日紅のはな
24
もっと見る
ひよこ豆
この路に並びいろどる百日紅 去年の夏はなぜ気付かずに
19
もっと見る
ひよこ豆
夕映えに負けず艶めく百日紅赤く並んで路を彩る
23
もっと見る
もみじ☆彡
生まれでは人は決まらぬ我を見よ泥濘に咲く蓮語れり
9
もっと見る
秋日好
意識失く昏倒したらし証とし君の左の眼窩の青黒
16
もっと見る
幸子
恋だけは友にも譲るべからずも友のこれまた何と愛しく
18
もっと見る
詠み人知らず
うつく柴 我が愛犬を眺めつつ ほうっと見惚れて 出ちゃった告白
6
もっと見る
詠み人知らず
帰り道 ラーメン大盛り ネギ増しと罪悪感を抱えて 完食
7
もっと見る
atenah
辞書ひとつ開けば数多美しき言葉並べど 和歌にはできず
14
もっと見る
[1]
<<
1703
|
1704
|
1705
|
1706
|
1707
|
1708
|
1709
|
1710
|
1711
|
1712
|
1713
>>
[2894]