詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
あき
未来には続かないゆえ成立す銀幕上のハッピーエンド
11
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あき
秋風についとふれられ淋しさがあふれだすから肌をかくすの
11
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まるたまる
噂など信用しない見たままの君が本当の君であるはず
7
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ふきのとう
「また来るね」 小さく手をふり帰りゆく吾娘見送るるうら盆の朝
18
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白亜
たくさんの夢の破片が流れつく白浜に寄せる波の静けさ
15
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まるたまる
不自由な恋愛癖が身に付いて青信号も渡れずにいる
24
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楓
部屋の隅膝を抱えて丸くなる暗いトンネル抜け出せなくて
9
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あそびくも
炎天下やけどの肌に透きとおる薄荷油が夕風を告ぐ
14
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ほたる
体内に錘一つを持っている 胃薬一錠まどろみの午後
8
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ほたる
フルーツの甘い匂いの香水は二人をさらに深みへ落とす
17
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でくのぼう
紫陽花の咲きをる午後の陽射し浴びきみと出逢ひて戀しる季節
7
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まるたまる
ほむらさんにはそれなりの理由があってマミになる誰も真似出来ない
7
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詩月恵
ペンギンの見上げる先はいつか見た果てなく続くふるさとの空
16
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白亜
瞬きに想いを遂げて消えゆけど まなうらには五色の光
9
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七色コイン
夏色の君の素顔を思い出すきみの笑顔は綺麗になった
14
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浅草大将
風に聞くむなしき空のいかづちも遠くなり田の闘ひの果て
11
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楓
ひっそりと佇んでいる森の墓地式部の庭にそよ風吹きて
5
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光源氏
照る月を雲な隱しそ宮仕へ九條の雨に果ては知らずも
8
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聴雨
風あをきかのはつ夏の眼差しは遥けし空を指して帰らず
12
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詩月恵
でたらめなうた口ずさむ散歩道ひとりと一匹 青田風吹く
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