詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
寒き春道広くして大き空花の彩なく鳥の声なし
14
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ななかまど
大地震にほんろうされた君が地歩無念の柩いま走り行く
6
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滝川昌之
浅き春もう冷め切らぬ湯たんぽの残り湯ほどの朝の温みよ
24
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萱斎院
ながむれば霞に暮るる桃の花 思ひたえつる春の苑かな
11
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へし切
焦がれつつ妻の遺影に声かける燻る煙が仄かに揺れる
19
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うすべに
みつばちの羽音うすらぐ夕暮れに おぼろ月夜の歌が聞こえる
11
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行中納言中将知師
暮れの春ゆけば形見の折り枝の 花をば見てぞいかにわびしき
8
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ななかまど
芽起こしの風まきあげて杉花粉春の心は行きつ戻りつ
9
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夢士
春風に吹かれふらふら御徒町竹馬の友と酒酌み交わす
7
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夢士
再開す幼なじみの爺と婆里の山河今宵の肴
11
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滝川昌之
子の学費払い終えたら妻用はアシスト付きの自転車にする
16
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滝川昌之
拉致被害、北方領土も期待薄ニューリーダーを渇望の民
15
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こぐまじゅんこ
ヴェノーヴァのレッスンの日が楽しみです先生の技をマスターしたくて
5
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横井 信
風のない静かな街を歩き出し月を探した月曜の夜
16
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へし切
肌寒き風にふふみぬ梅の花ほのかに匂ふ紅の色かな
21
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夢士
如月の下弦の月の路あかり母逝きし日の思ひに浸る
12
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もみじ☆彡
「前を向く」 だけでは 心張り詰めて 涙で糸を ゆるめてもいい
16
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詠み人知らず
法然院手水に浮かべし椿をば佛の前にも散華されたり
9
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詠み人知らず
白毫寺 石段上り ふりかえる 大和国中 朝もやのなか
6
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灰色猫
信仰は心に神を灯す亊どんな孤独もひとりではない
15
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