矢車菊のお気に入りの歌一覧
千映
紅葉の終わりし山の色々に和名の色と出会えた気がする
15
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夢士
逝く君は西方浄土天高く佛に召され安らかなれと
18
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月虹
お互いの質量と恋を推し測り解答欄は空白のまま
27
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千映
火葬場の真っ赤なもみじに迎えられ焼かれた父の骨太かった
13
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月虹
駅前に集う人々休日の柔き心に触れる恋歌
31
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詠み人知らず
解かないで 指きりみたいに絡めても 約束までは望まないから
25
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へし切
がんばれと言わずに人に寄り添える孤独と生きるも悪くはないと
31
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内藤芽亞
私はさ社会の歯車なんかより 何処にも合わない部品がいいな
9
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恣翁
傾ける陽に 一面の 真白なる炎と化しける 芒の花はや
17
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滝川昌之
いつまでも見惚れていたい夕空を釣瓶と落とす秋はつれない
28
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灰色猫
弔いの心が生まれ人類は涙の意味を知ったのでした
18
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秋日好
年明けて気づけば並木の下に咲く純真無垢なスノードロップ
17
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秋日好
美しい悲しい淋しい云わぬため心はうたに響きを探す
18
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千映
玉葱をばらして洗う人がいると笑った父はあの世で元気か
11
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へし切
老いし母の元気な聲に安堵する「変わりないかと」受話器の先に
29
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恣翁
一団の 忽ち分かれ 球に集ひ 水銀のごとく転び進めり
15
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千映
こころまで動かすことの難しさこの頃涙もこぼしていないし
11
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洩矢転石
殺すより死のうと思ったぼくたちのなみだが雨になり海になる
8
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灰色猫
赤い糸辿ってゆけば図書室の恋の一首と結ばれました
24
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詠み人知らず
繋がりに深き浅きはありなめど 手繰り寄するは勇気なりけり
18
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