由縁のお気に入りの歌一覧
涅槃ちゃん
ジサツをね 失敗しちゃったんだと 笑う それで愛しい人も失ひ
5
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恣翁
丈高き少女は夏を匂はせて 向日葵のごと窓辺に立てり
40
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哲規
想い出の地雷を踏んで日が暮れるレシート一枚捨てられず
9
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すばる
思い出をパッチワークで縫い合わせ包まれ眠る孤独な夜に
30
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ナイス害
なんて日だ 君は真顔で不貞腐れ「今の涙の領収書くれ」
7
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詠み人知らず
いい風の出入りの見えるカーテンの 膨らんだとき吾子の見えたり
17
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すばる
いつまでも手紙の返事来ないのはきっと食べてる山羊座のあの子
30
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すばる
昇るほど気持ち高まる観覧車 君の星へと両手を伸ばす
10
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灰色猫
蓮華汁匂う田道を我が家へと一足ごとに蛙鳴くなり
13
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詠み人知らず
八重葎茂れる門の露けきにつきさし入るる夜ぞ楽しき
6
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夢
飮まづとも 醉はせる君は 光君 露も波も 氣附かぬものかは
5
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すばる
一年で一番夜が短い日 君との逢瀬も刹那に終わる
26
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夢士
裏木戸の梔子の花手折り来ぬ一輪手向け鈴の音にのす
13
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うすべにあおい
戻れずに 子を育みし 悔を今に想いよ届け 胸の祈りで
5
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紫草
雨の打つ硝子の窓に額あてて見ているものは身どもの何か
16
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すばる
好きだって言っても返事は「ありがとう」 昔は「俺も」と言ってたじゃない
24
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てきと杉立
恋ごころ浮かべるぼくの夏空はひこうき雲にすっぱり裂かれ
13
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如月弥生
悲しみのうたに寄せらる 数多き拍手は 人の悲しみの数
11
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紫草
悲しみの味というもの知らねどもただごつごつと歯の鳴るを聞く
23
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只野ハル
またひとつ水の入らぬ田の増えて鷺は飛び越え次の田に行く
14
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