浅草大将のお気に入りの歌一覧
へし切
ひとりでは渡る術なき浮世川共に漕ぎゆく小舟のあれば
27
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へし切
凍て雲に乗りて風神荒れ狂ふ北の大地の冬ざれの野に
25
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只野ハル
寒い夜また思い出すただ君が居たそれだけで暖かかったと
12
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水中あやめ
吹きまさる風にまかれて寒き夜の道ゆきふりに会ふ人もなし
10
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悠々
東京のさみしら街に降る雪はなみだまじりのみぞれ雪とぞ
18
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みやこうまし
西山の峰の白雪 西風に吹かれてしぐれ 都邑を濡らす
13
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村上 喬
手のひらに受け止めてはまた溶けていく雪のようだねあの日の二人は
13
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みなま
死ぬだとかいくだとかってその声であたしの上にいるとき言ってよ
11
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芳立
さむき夜に靴をみがけば亡き友のなほ春さきのままにうたへる
9
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みなま
三人の子のそれぞれに肩車せし夫ありき耳握らせて
13
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悠々
じっと手を見る癖ついて年の暮れしぐれの街に走る金策
20
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falcon
若き日の詩と憂愁ながれゆく雲を見てゐる夕映えのみち
22
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へし切
ぬばたまの黒き冬空はや荒れて月は隠るる雪降りやまぬ
22
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ケンイチ
ともすればさびしき青の水面かな我かへりゆく祖国のさかひ
8
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芳立
ひさかたの星さえざえとかぞふればひと日ひと夜をおこたらぬ冬
5
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松本直哉
ひざまづく告解室のくらがりの木枠の窓に神はいまさず
5
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光源氏
いとどまた折りしく波にまかせたる夜をあかしの海人の釣り舟
17
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みなま
雲間より差し込むひかり弦と張り竪琴となさん天の橋立
16
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みなま
たまきわるいのちはつとものこされしものをつぐひとたゆることなし
8
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芳立
しろたへの袖もするがの山かげに五劫思惟の甲斐あらしめむ
6
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