片井俊二のお気に入りの歌一覧
もなca
波音は心音のよう やわらかな未来はぐくむ人と見る海
16
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小林道憲
春風が若芽育む 大和路の若草山の野火の焼跡
20
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ふきのとう
しらじらと明ける空から舞い降りる妖精のごとなごり雪ふる
17
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詠み人知らず
明るさにほっとするのは白熱灯 笑顔の母が 待っているから
23
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へし切
無常にも散らふ定めと咲く花に人の命の儚きを思ふ
22
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紫草
少しづつ花は満ちゆき春風は微笑むごときやわらかさなり
26
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水中あやめ
桜にはまだしき庭の木の間より青々澄める空ぞ漏り来る
14
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inosann
「おかえり」と聞ける灯りに辿り着く積み重ねられしありきたりな日々
23
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ふきのとう
ひな祭りに吾子らと作るちらし寿司小さな幸を一人なつかしむ
12
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詠み人知らず
黄水仙 突然芝を埋め尽くす淡き春陽を増幅しつつ
10
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デラモルテ
春の陽の希望の光り絶やさずにこころ靜かに明日へ繋ぐ
15
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詠み人知らず
独りでもなんとか生きているけれど そんな自分が時折り哀し
19
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西村 由佳里
いたずらをするかのように曇天は陽だまりの子を背に隠して
5
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詠み人知らず
寂しいと鼻歌うたう吾のこと知ってか知らずか寄りくる猫は
12
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薄荷
昔日の記憶の底を覗き見て 重力のままおちてゆけわれ
7
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詠み人知らず
人ごみに混ざってふわり運ばれて 迷子になれる金曜の夜
20
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村上 喬
さよならの方程式を解きながら穏やかなだけ そんな小春日
46
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小林道憲
世を憂う心はあれど涙のみ 夜更けに雨の音を聞きつつ
26
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へし切
うぐひすの鳴くや三月の梅の花憂目と思へど恋もするかな
22
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みやこうまし
冬空の澄み極まりし青さかな 吸い込められて虚無に帰せられる
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