亜希子のお気に入りの歌一覧
あまおう
恋の味酸っぱい頃の放課後につながっている桜の歩道
22
もっと見る
あまおう
傘もまたきみと同じで複雑な多面体だと気づいた小雨
51
もっと見る
住川幸
上掛けが朝まで載っていたら冬 ベッドの下に落ちたなら春
22
もっと見る
あまおう
価値観の相違と言えば簡単な散り始めたら止まらないこと
21
もっと見る
恣翁
春陰を恨み 古今の歌人は 幾首か 悲歌を吟じたりけむ
31
もっと見る
住川幸
どの街も花束になる季節なら目移りの間に散る春もある
18
もっと見る
紫草
青空の眼にしみわたる春の日にさくらさくらと咲きこぼれたり
23
もっと見る
あき
ふつふつと腹の中身は煮え立つがひっくり返すちゃぶ台がない
32
もっと見る
紫草
愛されるために生まれて来たのだよ雄蕊ひろげて肥後椿咲く
18
もっと見る
紫草
人生の最終日こそ「おめでとう」「ありがとう」と言えたらいいね
17
もっと見る
あまおう
月までもほろ酔う花の黄金比さくら三分できみ七分咲き
22
もっと見る
恣翁
上がりたる夜来の雨に瓦映え 色様々に波打てるかも
22
もっと見る
あまおう
やうやうと月と櫻は滿ちゆきてきみにこぼれる優しい氣持ち
18
もっと見る
紫草
若き日の夫が背広の肩幅は我らを背負う前の痩身
44
もっと見る
あまおう
「誠実で嘘をつかない人が好き」それからきみの前では無口
25
もっと見る
夏恋
ああわたしあなたがそばにいなければどんどん嫌な女になるわ
11
もっと見る
遠井 海
胸元のゆるく開いたティーシャツに戦闘力があると知った日
24
もっと見る
もなca
見送った後の寂しさ 秘めやかに沈丁花にほふ春のたそがれ
24
もっと見る
詠み人知らず
ねぇ君は十九歳のままなんだ 僕ひとりだけ老けちまったね
15
もっと見る
文麿
抱きしめてしまへば二人墮つ故にまたねとかける言葉しかなく
13
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[22]