詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
朔夜
いささかにヒビの入れば叩けども鳴りはせぬとや心の鐘も
8
もっと見る
夢士
墨染の衣まとひて天に在り弥生十五夜おぼろ月かな
21
もっと見る
詠み人知らず
言の葉の宝 入りたる箱いだき 震えつつ星 見あぐる子猿
17
もっと見る
詠み人知らず
冬すぎて 雪解けの畑 見渡せば あらはれわたる 温き地の黒
20
もっと見る
葱りんと
今日はもう 酒に溺れた ダメ人間 のフリしてちゃんと 君想ってる
12
もっと見る
松本直哉
曇りのち晴れのち曇り永き日を籠いつぱいにつくしつみつつ
10
もっと見る
コーヤ
土筆の子 温もる風に 目覚めてか あちらこちらで 背をのばし立つ
24
もっと見る
滝川昌之
幾たびか寒の戻りをやり過ごし蕾にチカラ籠める桜木
27
もっと見る
吉野 鮎
翔びたてる羽璢璃色を燦めかせ翡翆波紋一つのこせり
9
もっと見る
滝川昌之
亡き父母と仔犬と遊んだ遠き日の春の匂いが同じ川辺に
28
もっと見る
もなca
あまたなる白き小鳥を留まらせて白木蓮の慕う青空
14
もっと見る
優器ルミネ
帰りたい思い出一つあるだけでちょっとしゃがんで一息つける
7
もっと見る
九條千鶴
枯れ枝に芽吹く蕾の大きさに過ぎ行く冬の名残を思う
10
もっと見る
まあさ
春の陽に 白木蓮は 満面の 笑みをたたえて 出会いへ向かう
20
もっと見る
滝川昌之
旅の荷を解いて我が家の風呂狭し風情もないが愛着がある
22
もっと見る
もなca
空ばかり見てるわたしにおさなごは道端の青い小花をおしえる
18
もっと見る
コーヤ
春うらら野辺で咲く梅散る中で花びらと孫舞いて愉しむ
22
もっと見る
藤久崇
いざこざも 今日は抑えむ 角もなく 丸くおさまる 弥生とおとし
15
もっと見る
夕夏
ながされていまにいまにとおもえどもつぎなるきせつかわらぬままに
9
もっと見る
詠み人知らず
儚くも 燃ゆる想ひを 祕す生命 夢に漂ふ 花の筏よ
17
もっと見る
[1]
<<
162
|
163
|
164
|
165
|
166
|
167
|
168
|
169
|
170
|
171
|
172
>>
[175]