詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
イブの夜の二人の静夜爺と婆熱燗つけて柚子下ろし鍋
17
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滝川昌之
「一ホール食べきらない」と寂しげに二人に戻ったイブ持て余す
20
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林林
「四かけて五かけて橋をかけ」毬から見たら空は何色?
21
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吉野 鮎
きみは逝き鈍色の空に翔ぶ鳥の影薄れゆく溢るるものに
19
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恣翁
病院の検査に 如何にか 連れ行かむ 耳の遠きを認めぬ妻を
23
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林林
人の世の憂いを吸って尚深きポインセチアの赤よ緑よ
23
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Chico
靜もれる聖夜 街から浮かびゆく エンドロールをきみと見守る
20
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秋日好
ベルギーのチョコを頬張りスペインのワイン片手にEU離脱
15
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藍子
暖を取る祖母の作った冬羽織有り難きこと噛み締めている
14
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秋日好
三と五に纏わりつかれて生きている電話保険証社員番号
9
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田中 一生
今は亡き友と語りし山宿の露天に落ちる雪のはかなさ
8
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己利善慮鬼
心とか、心とか、そう、心とか、捨てたいものが多い年末
10
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近江の人
大掃除終えたる余裕嬉しくて練習するわピアノ4曲
6
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秋日好
「買ったの?」と驚く君はシクラメン育てる妻の姿を知らない
16
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詠み人知らず
形もつ心のある歌みつけようあなたに届くひかりを拾おう
19
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詠み人知らず
友達の一人のお手てを繋ぐため青柿さがして空をあおぐよ
11
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詠み人知らず
幽玄に咎めおかれる少年の菊の薫りを手渡される霧
14
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恣翁
墨染の夕べの湖辺に 白菊を手に 少年の 永久に佇む
16
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西村 由佳里
少しだけ自信を持てた酉の年残り二日は家族のために
9
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田中 一生
カモメさん空を飛ぶってどんななの一度でいいから翼貸してよ
6
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