詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
剥きて食みし蜜柑の 皮の二つ三つ 炬燵の上に 打ち遣られけり
15
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横井 信
青空に 雲引いてゆく 飛行機を 見上げて歩く 白月の下
15
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恣翁
暗みゆく里に ひっそり咲きて立つ 水仙 気高き佳人のごとし
22
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灰色猫
ざくざくと千両箱を掘りだしてよくわからずに埋めちゃうわんこ
18
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灰色猫
走馬灯めぐるが如く駆け抜けた年の終わりのごろごろ生活
21
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灰色猫
礼拝を捧げる如くうす暗き映画館にてこころを洗う
18
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北窓
うつうつとスマホながめて気をそらす夜にのまれてしまわないよう
11
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高松 蓮
時代かな しまう看板 寂しくて 言葉が出ない 見守りの店
10
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コタロー
一年の嫌なこと全部忘れ去り白紙に描く夢と希望と
8
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コタロー
道端の不噐用なりし鶺鴒は飛んでは歩き飛んでは逃げる
6
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コタロー
公園の草むらの中母と子が同じ高さで何か見てゐる
11
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コタロー
何も無き大地に樹々は立ち僕らは動き何か奏でる
6
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水月
片恋は刹那の夢と揺れる月沈める想い笑顔でさよなら
10
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詠み人知らず
冬の夜の雪の足音 耳すまし あちらこちらに 宿る旅路か
9
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水月
眠り覚め芽吹く花の恋ひとつ季節に添わせて静かに散らす
13
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滝川昌之
若松を門に結んで福を待つ身の丈ほどの小さな福を
26
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へし切
見ることも声さへ聞けぬ君なれど生きているんだ僕のこころに
25
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千映
大原女のお婆の頭上佃煮は年期の入った風呂敷似合う
8
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半格斎
居ならびし信徒を照らす蝋燭の 灯りゆらぎて聖夜は更けぬ
18
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詠み人知らず
友思い閉じる道にもひらくはな大島桜の舞う春を見つ
18
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