煩悩のお気に入りの歌一覧
灰色猫
自分では届かぬ歌を詠む方に憧れ抱きそっと拍手を
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灰色猫
迷い込む袋小路のラビリンス君と一緒に囚われたくて
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灰色猫
雨の夜の白き翼が穢れぬようあなたの傘に生まれ落ちたい
14
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灰色猫
雪晴れの眩しき朝に鶺鴒の楚々たる歌を窓辺にて聴く
19
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灰色猫
老いた象だれに習った理由もなく仲間の眠る死地へと消える
23
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石川順一
ハイターで汚れを落とす鍋である卵の汚れは落ちにくいので
9
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詠み人知らず
泣くなよと髪なでし君の温もりに泣くより他に手だては無くて
23
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灰色猫
苦しき夜あなたへ向けて全力でベホマの呪文唱えておきます
15
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灰色猫
終わりなき旅路の果てのひとりの夜ふたり見上げた弧月を眠る
14
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灰色猫
好きだったものだけ連れて君だけの新たな世界を彩ればいい
14
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灰色猫
追憶に沈んでしまった君の名をサルベージする夜の航海
16
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灰色猫
雪原の彼方へ渡る七色は君へとつづく恋の架け橋
15
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石川順一
空港の秋暮れて行くシシカバブ小豆の莢を持て余し居り
12
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石川順一
座り見て立ち上がり見る花火かな箱をどかせばコオロギが居る
13
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石川順一
茶碗持つ指がべとつく昨日の夕餉の豚肉大根の脂
8
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石川順一
叫声はデジカメ落として起こりけりキウイのシールを運びし時に
12
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へし切
やはらかな冬の陽ざしは優しくて君のぬくもり想ふ小春日
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滝川昌之
秋もどり夜に凍てつく段取りのあわてた月が昼空に笑む
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横井 信
待ち侘びた 冬の日の出を 今はただ 背中に浴びて のんびりゆこう
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横井 信
病院の 外にそびえる セコイヤも たわやかに揺れ 赤くなりゆく
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