詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まあさ
妖艶な 光を放つ 月の下 開かれていた 歌会は夢
21
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へし切
春の夜の雨しめやかに沈丁花やみのさ庭のなかにかほれり
26
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石川順一
凧飛ばし全人類と和解する数珠玉の黒に驚いて居る
10
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石川順一
露草の青さを賞美徳兵衛は不動明王様に通えり
9
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灰色猫
白肌は青き血潮を透く見せで火輪を受けし夏を待つらむ
18
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灰色猫
きみの手の冷たさ痛し温めてあげたくなるの寒波の夜には
19
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灰色猫
一夜だけきみのこころの懐に破れた恋を流しにゆくの
20
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灰色猫
陣屋にて忍び音を吹く敦盛の最期を知るや青葉の笛よ
23
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夢士
嫁ぐ子の雛持ち往きしこの部屋の弥生の風や香のみ流るる
21
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詠み人知らず
冬を脱ぎ 君は春へと駆け出した 解けた指の隙間が寒い
18
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詠み人知らず
男たる心もち折 女の心出す事できず 誰も解すまじ
14
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詠み人知らず
箱テイッシュ 努力認める言葉受け 歓喜ひとしお 涙とまらず
15
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詠み人知らず
如何にぞや 子猿の文字の不思議なる 問ふ里人に指南申せり
14
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夢士
夕暮れて頬に冷たき香る風弥生一日咲く沈丁花
20
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万陽
泣き鬼も 甘えんぼ鬼も 吾娘の個性 キラキラ育てよ 鬼も内なり
16
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コーヤ
春の色 女心を 弾まさせ お洒落の磨き 年忘れさせ
20
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コーヤ
娘嫁ぎ無味な我が家に弥生雛部屋に飾れば華やぎのあり
20
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まあさ
三月の やさしい声が 聞こえた日 そっと目覚める タンポポの花
28
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千映
紅の糸どんどん太くなるようで最期はロープになって首絞め
12
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リクシアナ
雪どけの風に心のすさむ日は西日かたむく部屋も恋しい
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