藤久崇のお気に入りの歌一覧
只野ハル
涙に追いつけない哀しみがあるモーツァルトの逆もあると知る
11
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只野ハル
連続していたものが途切れたのにあまり変わらず生き続けてる
20
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只野ハル
過ぎた日々たらればなどは眠剤に沈めて眠る明日は見えない
20
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只野ハル
あの頃の勘違いでも幸せと感じたことが思い出にある
19
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只野ハル
あの頃に戻れたとしとてもおそらくその後は今と同じだろう
19
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只野ハル
ほろ酔いの小さな憂さを晴らしつつ世界に満ちる不幸を忘れる
25
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まあさ
つつがなく 過ぎたひとひの 夜に二人 そろって見上げる 上弦の月
25
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コーヤ
雨あがり更に活き活き凛として微笑み立つや芍薬の花
22
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中野美雄
花を終へし海桐のくろき枝をくぐり出づれば日の照る海はら見放く
8
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tasuku
ボロボロの心に巻きし包帯は生きてる証負けてたまるか
11
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tasuku
病室の窓から見ゆる風景は無表情なるただ青き空
13
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tasuku
雨だれが窓打ちつける呟きがショパンの作りしエチュード奏でる
10
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tasuku
壁を這うブーゲンビリアが血の如く蔦を巻きこみ赤々と咲く
10
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吉野 鮎
麥穗たつ畑に沈めばちくちくと鬼にみつかるかくれんばう遙か
13
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まあさ
梅雨入りの 支度を始めて いいかなと 鳥に尋ねる 六月の雲
22
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夢士
ほろ酔ひの頬に春風ひんやりと月影微か家路を歩む
23
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リクシアナ
中庭の白きマリアの諸腕に木漏れ日ひずむ君抱く初夏
26
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リクシアナ
風ひかる空知平野のどこまでも菜の花つづき雲流れゆく
29
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中野美雄
出でぬ日に白頭巾搖りて山法師 青葉のうへに光あつめぬ
8
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吉野 鮎
麥の穗の緑緑とたち空に向きはじまる夏の風を待ちをり
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