詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
河のほとり
そよぐ葉の声もかすかに陰ふかき竹の奥こそ夏に知られね
12
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河のほとり
さびしさよわが身を変ふる夕露に秋はまづ知れ心ある人
10
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河のほとり
露わけて尋ねか行かむ野に遠く風のこたへぬ夢のありかを
18
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うすべに
すがる杖 目を細めてる彼岸花 浄土に続く道のいろどり
10
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内田勝也
病葉は浮きつ沈みつ流れゆくわが朽ち果てし歌いかにせむ
5
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千映
また一人同級生の旅立ちにメールがグルグル回る仲良し
5
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KEN
矢をつがふ 与一のやうに 岩ひばり 西陽に一羽 秋の日の那須
16
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へし切
赤ままの花咲くみれば幼児のままごと遊び秋の夕暮れ
13
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横井 信
バス停に並ぶ落ち葉の笑い声優しくなった日差しに踊る
16
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夢士
秋うらら朝の陽を受く茶臼岳きらりゴンドラ山頂目指す
14
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翠燕
ざわめゐて 想ふ心を 疑ひて 会へぬ時間は 我への問ひかけ
10
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翠燕
わかった?と 云わんばかりの 視線向け 私に拒否権 ないのでしょうか
10
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可不可
草むらに耳すますと溜め息も 秋蟲が夏バテなんて
7
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コタロー
草叢に柿の實數箇落ちてをり鳥の突きし跡が殘りぬ
7
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コタロー
大木に數多群がる雀らの聲のうるさき吾を見て止みぬ
7
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滝川昌之
過ぎし恋 寄木細工の隠し箱 順序違えて取り出せぬ恋
21
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灰色猫
あたたかく歳の数だけゆらめいた炎としての幸せでした
16
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あんとん
こだまする 流星群の ファルセット 色付く山と 眠りについて
9
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翠燕
朝早く アメリカンドッグ 孫のため 老婦の笑顏 亡き祖母に重む
8
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び わ
梨(なし)かじり秋の風味を感じおり冬瓜(とうがん)育ち風にゆらゆら
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