詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
君に飛ぶ鳥は失墜した後に刈られぬ稲になるのであろうか
8
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ななかまど
コトコトと飽きることなく煮ておりぬ黒豆の堅紐解くがごと
8
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KEN
鵺鳴かぬ 闇夜に沈み ただひとり 想ふことなく 眠ることなく
21
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横井 信
秋風に黄色くなった葉は落ちる届きはしない言葉を載せて
13
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へし切
祈らむと神な月にも思ひしに離れにし君に逢ふよしもがな
22
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幸子
都会では良くも悪くも閉じている自分の小ささ感じる回路を
16
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幸子
なぜですか まさかと思い確かめて受け入れ切れぬ事実につきあたる
14
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夢士
ふき出る額の汗を秋風が優しくふきぬ神無月の宵
14
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KEN
戀をした 路の外れに 咲く君に 冷たき雨の うたかたの朝
14
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横井 信
もみを焼く秋の香りに誘われてそぞろに歩く里山の風
10
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詠み人知らず
風に揺れ 呑気に咲いたオダマキは 自由へとけて微粒子となる
11
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詠み人知らず
かしげ傘お江戸の小粋香る町雨の浜町明治座あたり
18
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滝川昌之
服薬で鈍る感性 出ぬ言葉 喉痛めては歌は詠えず
24
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もみじ☆彡
枯葉落つ 塩に晒され 秋バラの 新芽吹き出す命の強さ
17
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クロネコ
十二色 着飾り月を 見つめては 届かぬと知りつつ 今宵も詠う
16
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石川順一
ビール二本買えば大きい声で言う一本を飲む一本を飲む
12
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秋日好
「巻き返す」公言したから頑張るよ君の信頼この肩にある
14
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秋日好
苗木屋で銀木犀の花に逢う鼻を埋めて夕焼けに酔う
16
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煩悩
ココスでハンバーグを食べるバースデーソングが流れる拍手せざるを得ない
6
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横井 信
コスモスの揺れる丘から見下ろした陽射しを掬う黄金の大地
16
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