きりあのお気に入りの歌一覧
酒井景二朗
若人の歡喜の聲を聞き捨てて地上に出たり 歸りなむ、いざ
4
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山本克夫
女装家のあなたのひかる真夜中のガラスの靴の新宿二丁目
3
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只野ハル
濡れてみたいと思った五月の雨はまだ冷たくて震えていた
4
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恣翁
凱風に 亡母の苦労を 偲びたり 我生前に 安んずる莫し
22
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酒井景二朗
全身で愛されたいと思ふならオホオニバスに乘つて來なさい
5
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酒井景二朗
平凡なインテリア的優しさで抱かうあなたの輕やかな髮
3
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只野ハル
午後に起きれた母の所望のみかんの缶詰夕食後に出した
3
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只野ハル
力なく落ちて逝く言葉が積もり君へと続く道が埋もれ
7
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おおみはじめ
初鰹買うには寒き懐よ海の藻屑と金も散るかな
3
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CB’s
もし仮に短歌の神がいるのならそいつは多分七三分けだ
4
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青木健一
正確に「なんかごめんね」の「なんか」を読み解いてゆけ現代国語
12
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只野ハル
ワールドイズマインなお姫様には痛車に乗って欲しかったかな
4
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おおみはじめ
高校の文芸部員だったのに短歌を無視し機会損失
8
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おおみはじめ
準備中二十年目も準備中三十年目誰も見てない
5
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林ユキ
君をもう見ないと決めたここからは青い木漏れ日踏んでゆく径
21
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只野ハル
青くない黄砂の空の下失くしたものたちを不意に思い出す
3
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只野ハル
何か足りない気がして粉薬のようにスティックシュガーを口に含む
3
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山本克夫
図書館を建てたのでしょう新緑を貸し出しカードの表にのせる
6
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只野ハル
ビニールのクラゲ横切る月の面窓ガラスにも風打ち寄せる
6
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只野ハル
病院の待合に居て付き添いの俯き黙すひとりとなりて
4
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