くららのお気に入りの歌一覧
たけくらべ
この世をば鬼の住処と思はねば人をも身をも悲しからまし
18
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へし切
こゑはして姿見へなきほととぎす見もせぬひとの恋しかりけり
26
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河のほとり
置きまよふ草葉の露に入り日さし玉と輝ふ夕立のあと
24
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へし切
夢なかば遠く異境にたふれたる無念の御霊よ安くあれかし
27
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たけくらべ
この指に止まれと云ひし子の指に止まる蜻蛉の眼に映る空
24
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へし切
夏椿ひとつ拾へばまた落つるひと日の命と知るぞ悲しき
29
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たけくらべ
追へば逃げ逃げれば追ふの影踏みは古よりの恋の駆け引き
22
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光源氏
ほととぎす幾夜の雨に晒されて我がかりそめの恋は消えゆく
17
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光源氏
石原のドングリころころドンブリコ小池にはまって さあ大変
15
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たけくらべ
七夕の星降る空を眺めつつ微笑む君よ誰を恋ふらむ
15
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へし切
涼しげに水辺に群れる半夏生 白き花穂は風に揺らきて
28
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夢士
文月の日差しを受けて境川ペダルこぐ汗うぐいすの声
16
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リクシアナ
現世とは旅先なのか草まくら他生の縁の旅荷をほどく
14
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河のほとり
松かげに潮さゐの声ききなれて風も涼しく浦つたふかな
15
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詠み人知らず
ぼんやりとバケツをのぞく犬のいて猛暑に温む水恨めしげ
23
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あふひ*・○・*
大原の畑に広がる紫蘇達が囁きあってる梅雨が明けるよ
17
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あふひ*・○・*
一つずつ今在る幸せ数えれば孤独はそっと身を潜めてく
17
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詠み人知らず
食欲が出てきたと言い一口の ご飯をずっと 噛みつづけてる
23
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河のほとり
いかにせむ心習ひにながめても空は晴れせぬさみだれの頃
15
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河のほとり
面影を弔ひ来つる旅なれば八重立つ雲や空の奥つ城
16
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