さるのお気に入りの歌一覧
ほたる
あすの朝一歩ふみ出す靴底が遠慮はいらない進めとつぶやく
18
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あき
手、つないで 嵐の夜は恐ろしい魔王がきっと攫いにくるよ
3
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詠み人知らず
雨上がり光とともに虹がでて願いをこめてシャッターをきる
15
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詠み人知らず
春雨がしとしとと降りうら寂し聞きいしシューマンの樂も終りて
16
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ふきのとう
静けさを取り戻し部屋片隅にぬいぐるみ一つ転がりおり
11
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詠み人知らず
白鷺の立てる川面の水鏡朝霧晴れて現れいでぬ
16
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あき
笑わないことが好きだし、しゃべらないことが好き。嘘。そんなのは嘘。
17
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ふきのとう
亡き義父の残せし柿を供えれば小さき手合わせ孫拝むや
12
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まるたまる
ゆう暮れに複雑な影を作り出しベランダ植木は心も映す
7
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ふきのとう
夕風は金木犀の香り乗せ秋の到来我に告げるや
10
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ふきのとう
歯石取る若き女性に促され観念しつつその時を待つ
9
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まるたまる
川音に耳を澄ませば涼やかな風に運ばれ赤蜻蛉飛ぶ
13
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山桃
くるほしき山の緑ややうやうにしづ影さして夏ねむるらし
8
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山桃
なきひとのおもひでさへや告げなくに旅立つ君を愛しとおもふ
7
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山桃
風よんでながるる蜘蛛の糸すじのうねりの見えて朝うたにあふ
10
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ほたる
封筒の角はまあるく色褪せて記念切手の名も知らぬ花
15
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ほたる
最後までうそつきのままいてほしい 脅迫状を君に送ろう
9
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あき
母親というのはどうも いつまでもぎゃおんぎゃぉおん喚き散らして
11
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ふきのとう
雑草の生命力に負けまいと鎌動かす背に初夏の日差し
12
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まるたまる
君の声聞きたい逢いたいキスしたいそして今すぐそれを伝えたい
8
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