大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
針千本飲んでください、差し出せばあなたは飲んでくれるだろうか
2
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詠み人知らず
ふと逸らし腕時計を気にするから袖を伝ってすり寄るあの子
2
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へし切
行く夏の風よやさしく吹きわたれひぐらしの声掻き消さぬよに
20
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水ノ衣
古くから詠んで来られた方が消え名前ばかりの幽霊が増え
13
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水ノ衣
夏の虫秋の虫へと移り変わり季節の音を奏で伝えり
15
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灰色猫
柔らかいマシュマロみたいな恋をして 真夏の暑さにとろけてしまう
17
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灰色猫
ぼんやりと真昼の月を眺めてた なぜ僕は今涙してるんだろう
17
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もなca
足先のひんやりとして目覚めれば朝の紅茶はホットをいれる
18
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もなca
逝く夏を知らせるように夕暮れの風がしずかに運ぶソナチネ
21
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ながさき
捕らえられ 佐渡へ送られ 雪を食む 世間の咎は 一分も無く
14
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へし切
天雲のたなびく山河うるはしき折にやさしく折に荒らぶる
15
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灰色猫
弔いの 花束いつも 揺れている 徒歩一分の コンビニの角
18
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灰色猫
哀しみを 綺麗な波紋に 変えたくて コバルトブルーの 海を泳いだ
19
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灰色猫
なにゆえに 歌を歌うか 今一度 桜に触れて 問いかけてみる
14
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村上 喬
はしばしにふるさと色をにじませて弾けるような君のあいさつ
25
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ながさき
藤村の 「惜別の歌」 込みあげて 後を追ひたき この別離かな
13
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へし切
穏やかな仏の如き父の顔吾も似たりやと面影偲ぶ
21
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只野ハル
善悪のバランスが崩れる些細なきっかけ結末は知らない
5
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只野ハル
そしてまた夏の終わりに思い出と呼べることなどないままに過ぎ
17
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只野ハル
ヘバーデン結節と診断されし右人差し指をじっと見る
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