へし切のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ブラウスと桜の白が重なって女学生らは舞うように行く
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美生子
じわじわと水のしみゆく植木鉢明日は咲くらむ朝顔の花
13
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雨夜
淡くもゆ紫の色の菫花せはしき身にも映ろふ光よ
6
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杜鵑草
市にても一人なる身は我のみや否や心よ人な妬みそ
15
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恵雪
残業も悪くはなしと思はせる街灯に映ゆ夜桜並木
7
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横井 信
満開の夜桜見上げ振り返る一週間の仕事の軌跡
13
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茂作
とつくにの人に交じりて愛でるかな 時を忘れて布引の瀧
15
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ななかまど
春雷に野辺の若草ふるえつつ春の記憶を上書きしおり
13
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滝川昌之
花冷えも見頃期間が延びるなら一度伸ばした背を丸めても
16
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横井 信
花開く四月の里の畦道に雨は降り止み草立ち上がる
13
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茂作
忘れ慾し深き罪科携へて 歩く千日囘峰の僧
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笹舟
籠目より燻る火の香はいとど濃く 囚われ蟲の焦がれるを知る
4
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恣翁
ただ春と共に動かな 我が心 花曇る空暮るるを恨む
10
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夢花火
散る桜 今年も見れたか 雀の子 風靡な容貌 目を奪われて
2
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夢花火
チューリップ オランダの花 確かそう 悩みながらも 見つめほころぶ
3
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ななかまど
芽吹きたる若葉をやさしくたたく雨ピアニシモとはこんな強さか
15
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滝川昌之
扶養から子らが抜ければスカスカの給与明細なお軽くなり
16
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痴光山
さくら花見るひとあるも、ひとなきも 咲き闌け随所に 主となりたり
3
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うすべに
うすべにに混じって凜としろい花 波浮のみなとをかおりで語る
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西園寺東彦
まことなる春はいつかと尋ねれば睦月と云ふたり卯月と云ふたり
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