ヒナ・ヒナタのお気に入りの歌一覧
おおしまゆきこ
秋彼岸 路端に咲く紅き花 手向けでもなくただそこにあり
10
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ビビ
眼鏡掛け 本は右手に持ったまま 目覚めた深夜 月すら居ない
15
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朝がお
裏書きに一粲と書し筆を置く百年後の夢 花押に載せて
3
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朝がお
指先に触れる温度の凍えたる恋の終わりは地獄の果てまで
4
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夜考宙ん
猫みたく日向ぼっこの休日は喧騒すらも欠伸を誘う
8
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たんぽぽすずめ。
嘘と嘘足して結局笑い合う嘘ならそれも必要な嘘
23
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日向猫
携帯がアイコンで告げるバースデイ生きていたなら何歳だろう
24
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月雪花
神探す 民の歩きし 巡礼路 今の世もなほ 足跡増えて
3
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夏恋
道場の入り口に立つ幽霊を我には見えぬが君かななんて
7
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律春
冷えた舌 アイスクリームの甘い棘 喉元過ぎれば忘れるのかな
2
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花梨
朝ぼらけ月はすみかに帰れどもつぎ夜月夜の宵待草よ
8
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みやこうまし
近ずけば一輪ぐらい声かけてくれていそうなコスモス畑
12
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みやこうまし
さみしさに友を慕いて集まれる落ち葉が浮かぶ蜘蛛の巣の上
6
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南美帆
オトナなぞなりたくないと思ってた若さゆえの無知と傲慢
4
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日向猫
ボロボロのヒーローなれど繰り返し子らが親しむ輝き放つ
24
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遠井 海
みずたまり次から次へ飛び移る赤い長靴はいたカエルは
11
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へし切
秋のせい 古いアルバム セピア色微笑む妻は 若かりしまま
23
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へし切
亡き妻に あの世とやらで 逢ふたなら老いたる僕は とまどいの中
13
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inosann
同僚に年寄り呼ばわりされてより心のシャッターガラガラ閉じる
20
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リンダ
根気なく話の途中で腰上げる父の頭の中を知りたい
3
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