村上 喬のお気に入りの歌一覧
夏恋
後ろから君に抱かれる夢を見た我から連絡取ってもいいかな
10
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希
明け方の風をあつめた手のひらで撫でられる頬、髪の毛、乳房
5
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希
青春を噛みしめてきた親知らず抜き去り少女時代が終わる
23
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しづく
くちびるの求めるままに名を呼べば日暮れ 受話器がとろりと湿る
10
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とまと
授業中「起こしてあげて」先生の一言 君に初めて触れた日
48
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とまと
夕立を 君に会えないせいにして いろんなことから逃げたい水曜
7
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あふひ*・○・*
閉店前サンタの衣装山積みのワゴンの前に若き父の背
19
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灰色猫
つい恋の 魔法唱える 僕たちは 多くを求め 傷つけあうね
30
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恣翁
寒月に 骨ばかりなる木立越え 禊しつがに星の冴えけり
18
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野々花
コンコンと小さな咳をする夫に生姜の紅茶そっと差し出す
16
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詠み人知らず
悲しみが匂うようだわこの部屋は閉じ込められた思い出に満ち
20
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林林
溜め込んだ書類見返し整理する来年の計見えてくるやう
16
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只野ハル
睡眠を破る引き戸の音高く父がトイレにまた行くを知る
18
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コーヤ
冬枯れの冷たき風の吹く庭にポインセチアの赤が眩しく
16
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本能寺
ほほ濡れて 冬の気配を感じつつ ひとりたたずむ 霧雨の午後
16
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詠み人知らず
前奏は静かに揺れる恋だった 間奏以下は 聞きたくもない
11
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ながさき
人の前 灯りともせば 吾が前も 明るくなるは 道理である、と
29
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ゆりこ
どうしても君が私を呼ぶのなら音より速く雷となる
46
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みやこうまし
ゲームとう独り遊びに呆けるや 部屋は乾いて添う人もなく
13
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矢車菊
君を想い鍵盤に指ふれるとき星までとどけきよしこの夜
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