片井俊二のお気に入りの歌一覧
みなま
満開の桜に君とみとれてた二度とかなわぬふたりの春よ
6
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律
等分の思いがいいと願うけど 恋する気持ちはいつも不等式
6
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ふきのとう
水色の空と春風に誘われ野道をゆけばつくしに出会う
16
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日向猫
信号の明滅を見て立ち止まる 駆け抜けていたあの日は遠く
30
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宮花楓
雲を割く風の軌跡は異なれど変わらぬ色で揺らめく桜
27
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もなca
いっせいに空をあおいで立ち上がり木蓮の芽はその時を待つ
16
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詠み人知らず
太古から湖に降る銀の月 さざ波に乗り砂に寄せくる
23
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詠み人知らず
桜散る季節の旅立ち望みしも父の最期の寂しかりけり
17
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桜園
満開の八重の紅梅強風に吹かれ散り初む見るも哀しき
23
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みやこうまし
ひそやかな匂いにつられ先ゆけば沈丁花待つ寂しい人を
14
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デラモルテ
木漏れ日を走る自轉車乙女らの春風薫る靡く黒髮
14
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詠み人知らず
さらってく春一番が空の雲 さわさわさわぐ私の心
11
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律
春空の下を歩いて行くんだね さよなら、またね、元気で、いつか
2
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聴雨
春半ばほころぶ白き木蓮の木もとに落ちし紅のつばきよ
2
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ゆうくん
風を聴く 白い耳元 春の尾根 降る花びらの 音をあなたに
1
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紹益
老木も 力の限り 花咲かす 春の訪れ 寿ぐように
22
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詠み人知らず
先生の草笛悲し遠足の 終始悲しく 理由も知らずに
20
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聴雨
耐へ忍ぶ風の中にもひとひらの花と見まがふ春の雪かな
17
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桜園
川べりの河津桜にめじろきて小さな春の訪れ知らす
23
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詠み人知らず
馴染めない阪急電車の小豆色 なつかしくなる時間の不思議
19
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