日向猫のお気に入りの歌一覧
桜園
久々に亡母の話を友として母思い出し涙あふれぬ
17
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恣翁
蝙蝠の群れ羽搏きて 日の暮れの青磁の空に 罅入るめり
30
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みやこうまし
五月雨に緑深めし東山 自己犠牲秘む男の匂い
15
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へし切
弱虫もいじけた虫もみな宿るこころが病めば悪戯をする
21
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詠み人知らず
三人の爺さま電車に座りおり他になんにも記憶のない日
17
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詠み人知らず
明け方に君の背中をぎゅっとして 華奢なつくりにまた好きになる
18
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南美帆
新緑の土手を毎朝通るたび新顔タンポポ増えてく仲間
5
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紹益
青々と 広がる海に 白帆立つ 松原越えて 追い風ぞ吹く
17
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詠み人知らず
玉葱と馬鈴薯を煮る匂いする 何ができるか母さん次第
20
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小林道憲
山鳥は木の間隠れに語りたり 移る陽射しものびやかにして
13
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夏恋
胸の奥生ゴミ溜まっていくような猜疑心を冷めた目で見る
13
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inosann
午後六時過ぎてもまだまだ明るくてヤル気の後押ししてくれている
16
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みやこうまし
五月雨や 小川に浮かぶ山吹きと菖蒲の黄色 混じりて一花
13
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紫草
吹く風を身に呼び寄せてタンポポの綿毛ふるふる黄金に飛びゆく
21
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あまおう
旅先で 土産を探す。 貴女への 差し障りのない 特別なもの
23
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葵の助
旧友に会えばフォークに絡みつくスパゲティより長い月日が
8
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南美帆
いつだって父の掌暖かく孫娘との公園デート
8
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灰色猫
病室の窓に手をあて琵琶湖を望む 今年も稚鮎は釣れてるだろうか
16
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あまおう
お土産は 何がいいかと 聞かないで 帰り際まで 迷う空港
12
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詠み人知らず
凜々と都会のすみに咲く百合のしずいを揺らす風もなきまま
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