詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大上
歌を詠み自転車をこぎ筆を取る落ちた浮き世も惡く思へず
7
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安井シンゴ
交差点黄色い旗で立つ人に声かけて過ぐ朔日の朝
9
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へし切
この夏に開きそこねた向日葵は曇りの空をみつめて吐息
22
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へし切
情けなや今の流行と言ふまいが 猫も杓子も 不倫!不倫!
20
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inosann
砂浜で掬って残った一粒のような人生 だから大切
21
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みやこうまし
この際の初体験には驚くや 孫に子が出来曽祖父となる
16
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夏恋
まる子とたま、花子と蓮の親友のようにいかない現実なんて
10
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へし切
道ならぬ恋をし恋ひば山の尾に枝折りもあらで行き迷ふかな
22
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灰色猫
あどけないこゆびとこゆび誓いあう指切りげんまん死ぬまで秘密ね
17
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灰色猫
絵としての文字を綴って少年は鳥という字を空へと放つ
28
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び わ
庭の柿雨に濡れつつほんのりと赤く顔染め秋をつげおり
11
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新座の迷い人
朝鮮は 大国並みに 肩並べ 実験かさね 迷惑かけて
8
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inosann
妻に問う今日の短歌の出来栄えは決まり文句の「いいんじゃないの」
20
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新座の迷い人
茄子買いに 妻と歩いた 散歩道 道を眺めて 悲しく成りぬ
12
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ながさき
核保有 大国並みに なれたなら 自国の民は 幸せなのか?
28
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藍子
ひまわりのようにお日さま見上げてるそんな娘に育てと願う
19
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へし切
噎び泣く おわら恋歌 風の盆 ふたつの影が かなしく踊る
21
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滝川昌之
吃音の作家が描いた小説に出てくる子どもはいつもさみしい
25
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へし切
鵺鳥のうらなく聲は悲しくも寄り添ひかけし言の葉温し
25
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新座の迷い人
睦あい 我がはらからは 既になく 独となりて 空し事かな
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