詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
はかなしなやがてともし火消えぬらし法のむしろに散る花やある
7
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らいじん
花かげは星のあかりと朧月あやめは人の愚かなりけり
4
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十七
名をば捨て 身を盡くしてや 偲ばれむ 彼の呼び聲ぞ 今も響かむ
5
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どるちぇ
八月のどこまでも高い青空に祈りを放つ 聖らかであれ
12
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詠み人知らず
なつかしな盡きせぬおもひの山櫻透き影はつかみどり葉の杜
3
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詠み人知らず
うつつなき大人の夢にかきくもる乙女のひとみ明日よりは雨
11
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詠み人知らず
わが父は敗戦を語らず。食ひ物の貴きことのみ伝へ、逝きたり。
22
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蕗子
手の中に星を閉じ込めたかの様に虫捕りし子のそろりと歩く
13
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聴雨
とほつ君おもひ侘ぶれば西方にゆく七月の月をおくりて
6
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詠み人知らず
はかなくて落つるなみだに溺れつつ月のひかりにくたす仙人掌
9
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庭鳥
争いてしるしる伸びる朝顔の産毛ににじむ八朔の光
9
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蕗子
バイエルをたどたどしく追う指聞こえ八朔の日に誰かとふたり
6
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只野ハル
炎天下液晶が特性を失いモノリスと化すディスプレイ
2
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詠み人知らず
思ひつついにしへとほき空みれば月にそひつつにほふ花の枝
13
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浅草大将
楽廊にバッハはうめくあめつちの始めの光かくやあらむと
15
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只野ハル
急に立ち止まる蜥蜴は空見上げ天空の音楽を聴いている
2
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詠み人知らず
電柱の影を正しく踏みながら 避ける太陽のら猫いずこ
11
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どるちぇ
雷鳴をただ待っている運命にまだ出会えずに黎明のとき
7
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詠み人知らず
なにせむや此岸の沙汰をながむれば呪ひて彼岸をこひもこそすれ
9
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まるえふ
「きっと」とか「おそらく」だとか曖昧な言葉がぼくは好きなんだろう たぶん
15
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