西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
すばる
明日へと伸びる飛行機雲に乗り二人朝まで一緒にいたい
12
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詠み人知らず
小雨落ち七つの川に連れられて 今夜どこまで行くのだろうか
14
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民谷柚子
氣まぐれに色の移ろふ花々の泪うるはし梅雨の晴れ間に
7
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詠み人知らず
西の空一番星が耀けば君の帰りを待つ寂しんぼ
24
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美津村
振り返り振り返りつつその度に手を振り手を振り遠ざかる君
17
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すばる
おいでよとあなたが言ってくれたなら全てを捨てて走り出すのに
16
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紫草
ねむの木の真上に白き月昇りひとり心に楽しむ夕べ
31
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falcon
うす墨の岸辺に立てる自らのいのち溶けゆく麦雨の予感
9
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ゆうくん
ヴェルレーヌ 似合う 季節の花びらに 夏の詩篇を 想う雨の日
5
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詠み人知らず
降る雨が闇夜に光る石畳 足音だけが追いかけて来る
18
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葉月きらら☆
子はまだか体調どうだ元気かい変わっていった父の口癖
28
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あかる
おやすみの絵本せがまれ読む君の 声心地よくそっと聞きいる
11
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朝がお
あさがおの栞のうらに墨を載せ忘れないでと本に挟まる
12
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ゆうくん
紫陽花は 六月の雨の 落とし文 空のインクが 滲む季節の
5
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へし切
言の葉にこころ宿れば穏やかに人を想ひて歌を詠みたき
53
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詠み人知らず
物知りな君は何でも知っているだから教えてほんものの愛
30
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詠み人知らず
そんなにも急いで大きくならないで 写真帳には三歳のきみ
17
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麻倉ゆえ
真夜中の落ち着きのない脳みそは少し壊れたジュークボックス
11
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紫草
雨の夜もその身を灯し脈打ちて蛍は闇に消えてゆきたり
30
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すばる
うとうとと寝ている君の清潔な白いうなじはバニラの香り
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