幸子のお気に入りの歌一覧
夢士
ぶり返す猛暑に耐えて外仕事ご苦労様とかけるひと言
17
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KEN
ひぐらしのしぐれに紛れ身を削る老ゐた櫻木咲きあきらめず
17
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こぐまじゅんこ
辛口の批評もやはりありがたい成長できるチャンスかもしれず
9
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千映
老人に尊厳ないのか母怒る点滴だけの五日が過ぎる
13
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ひよこ豆
見上げれば飛行機雲が空を割けふわり広がりやがて溶け行く
19
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へし切
散れば咲き散れば咲きしてふふみつつ野分きに耐ゆる百日紅のはな
24
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へし切
打てば鳴る打たねば鳴らぬ鐘の音の人もこころに打つものなくば
26
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へし切
井の中の蛙となれば世を知らずいつしか己がこころを腐す
27
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横井 信
単線の線路を超えて暗闇へ踏み入り見れば星のまたたく
13
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横井 信
青空にすくっと伸びたクレーンの持ち上げて行く雲への供物
16
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横井 信
出張の新幹線のテーブルにそっと置いてる優しい言葉
18
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バロンマン
速くなり顔も変わった新幹線 でも好きなのは丸顔のあの娘
18
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藤久崇
枯れ果てし 澪にも降れる 露なれど 染むにや固き 磐のうらにも
17
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詠み人知らず
いい臭いの塩素のプールにしめられてぷっかり浮いて漂っていたい
11
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詠み人知らず
揚げ足を取りたがる子であったなと日焼けした児とすれ違い思う
7
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滝川昌之
カモメらは等間隔で沖を見る帰港始める漁船探して
26
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詠み人知らず
バカボンのお家は一体どうやって生計たてているかの論議
9
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ななかまど
草刈りの先へさきへと飛蝗かな一飛び先に電柱立つや
9
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可不可
一粒だけピンポイントに照らされて 闇の真中うかぶ鬼灯
12
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コタロー
病床の吾にひとすぢの光射し末廣がりの今日は八月
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