詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
スーパーの監視カメラと目があいて要らぬものまでカートの中に
8
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滝川昌之
初仕事まだまだ緩い松の内 終わりなき夜を欠伸に変えて
23
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へし切
木漏れ日の温もりひとつ肩に落ちかすかに聞こゆ春の足音
24
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石川順一
まゆごもる我にはカイコの記憶なし蛾になる予定もさらさらに無し
17
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田中 一生
落葉し冬に備える木々たちの葉よ枯れ朽ちてその糧となれ
3
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横井 信
陽を浴びて 動き出す町 見下ろせる 三河の山を 望む城址
10
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田中 一生
冬晴れの川面を歩く鷺一羽あし震わせて魚追いつつ
6
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横井 信
公園を 走る少年 すれ違う 元気な声で 挨拶投げて
12
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灰色猫
百八つこの煩悩を消さないで穢れなければ生きられないよ
12
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灰色猫
見たままを写しただけじゃ満たされぬこころ潤す言葉をください
14
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詠み人知らず
イチイの実その甘酸きを見上ぐるもついばむ術なく赤と散り泣く
10
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詠み人知らず
ひのきの香しろく吐き出すミスト立ち我が髪へつたひ あをの森はゆ
10
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夢士
ウィルスを捨て去り子らは皆元気爺は寝込みの三が日なり
14
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あゆか
「餅がない」祖母のぼやきで目を覚ますあえて買わない 長生きしてよ
17
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Chico
ボクに似た隙間へとキミ填められて 見送る電車( ボクふえるかも? )
15
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へし切
思ひ寝に寝し夜にあれば君が夢 通ふ道辺にはや春の花
23
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蔓葵
あすよりは思ひ捨つべき春ながらまだうたたねの夢の移り香
16
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灰色猫
感性を言葉に乗せてこれからも自分を裏切り信じてゆくのさ
14
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灰色猫
悔しくて叫ばなければやりきれぬ言葉もどうか大切にして
18
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秋日好
アンドリューに温室奪られ外仕事肉体労働軋む腰骨
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