藤久崇のお気に入りの歌一覧
灰色猫
近づけば近づくほどに傷ついて瞼の裏の笑顔思い出す
18
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灰色猫
にび色の猫は教えを持たずして気の向くままに歌を詠みたり
23
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灰色猫
涼やかな川の調べに舞うほたる全身全霊いのちの光り
19
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あふひ*・○・*
鴨川の葉桜くぐり颯爽とペダル踏み込む目指すは北山
20
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あふひ*・○・*
大原の里山を漕ぐ鯉のぼり 冷やこ小川は山桜染む
21
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大上
夕の刻八雲間に間に天を染め地水平薙ぎ潮へ彩る
7
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大上
浮き常よもがく心に潮騒の染むる狭間ぞ夢に消ゆ月
12
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大上
草花の照りし陰には土の功雨を除きて譽むる者無し
9
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大上
幽林をくねる小道のその先で搖らぐあの日は夢やまぼろし
11
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大上
凪の夜に花を卷き上げ渦む空朽ちの間際に月を撫で描く
9
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大上
温を増す地花吹雪に笑む子らよ際の泪を別れ惜しまじ
12
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大上
道の途にくどく煩ふ蚊柱も代を紡ぎて命を惜しまづ
11
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大上
若稻に田水さざめく通り風西日の紙へ紋の彩り
7
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大上
卯月夜に細く伸びたる下限弓幽か朧ぎ葉櫻に映え
11
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大上
ふと見れば春も終はりへ漕ぎつつも夜の靜寂を賑やかしけり
9
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大上
春とても櫻過ぎれば藤が垂れ二十四節氣を廻してぞ往く
10
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大上
皐月染め野原色づき風薫り靡く空とて猛る入道
8
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大上
蚊と共に猫に沸きたる蚤どもよ風を愛づこと塞くことなかれ
7
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大上
朝涼み炎熱踊る昼先は進む日毎に舞ひ狂ふかな
7
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大上
青葉萠ゆ風趣漂ふ古鳥居人は少ねど掃き清められ
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