詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
温室を出て薔薇の木を剪定す「春が来たな」と同僚笑う
22
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秋日好
燃えるよな早咲きチューリップ大鉢に選んだ秋の自分を褒める
19
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秋日好
昼つ方玻璃の内では水しぶき顕わな腕に緑滴る
18
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滝川昌之
雨上がり春の空気が洗われてマスクはずして歌う鳥たち
21
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藤久崇
朽ち伐らる 桜も株を 座として もろともに見む 花の盛りを
17
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へし切
花の咲く華やぐ春はものごとの新たなれども吾ぞふりゆく
30
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inosann
歌いだし「下駄をならして奴がくる」のシンガー逝きぬ笑顔残して
17
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灰色猫
静かなる草木塔の石澄みに倒されし樹のことわりを聴く
15
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灰色猫
早春の公園の隅ひっそりと摘む子らを待つ四つ葉が萌える
23
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灰色猫
賀茂川にむなしく響く笛あれど三千世界に鬼は連なり
18
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灰色猫
行き暮れて春の星座を宿とせばスピカが今宵の主ならまし
20
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夢士
投稿の歌詠まむとて言の葉を並べ散らして雨音を聞く
20
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夢士
小雨降る弥生二日の帰宅路なぜか気になる野良猫の影
21
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詠み人知らず
耳朶触るる 寂寥誘う雨音に 心も濡るる 君居らずして
18
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詠み人知らず
善き叔母の清き思出 色褪せぬ 金銭絡まば皆変わるやも
15
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詠み人知らず
月影が花火となりて闇に咲き 歡喜すあまり子猿狂へり
12
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詠み人知らず
もやもやと感情の糸絡まれり 解せばそこに嫉妬の細糸
18
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詠み人知らず
嫉妬とふ醜き感情湧き出でば はよ沈めなむ 胸満たぬうち
17
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恣翁
黒々と 鋤き返されし蓮華田に 初雷の聞こえたるかな
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石川順一
絹ごしの厚あげ食べる昨日かな豆工房のもっちり食感
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