藤久崇のお気に入りの歌一覧
藍子
花束の美しさ増すかすみ草主役にそっと寄り添うように
22
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藍子
初恋は窓からそっと見てるだけただみずいろの手紙を胸に
27
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リクシアナ
花終えて茂る躑躅に蔓ついで風を絡めて鉄線が咲く
29
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リクシアナ
はまなすの花鮮やかに咲き濡れて白き夏菊丘に波打つ
39
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秋日好
畑から摘みたて苺を口にした君はやっぱり愛おしいんだ
23
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滝川昌之
かけ戻る孫に日傘を差し出して肩にうなずき汗にうなずき
26
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コーヤ
降りそうな空を見上げてタチアオイ花茎伸ばして登りきり咲く
26
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詠み人知らず
しゃきしゃきのレタスで巻いたレタス喰み 贅を尽くすに 紙幣は要らぬ
24
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灰色猫
ワイシャツの口紅愛し昨晩の秘密をひとつ手洗いをする
18
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灰色猫
網という仮想の中で友となる私は言葉の国籍を脱ぐ
15
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灰色猫
夏空に遊び疲れて日に焼けた翼を僕ら浅瀬で洗う
20
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灰色猫
整理せし本の山から舞い降りし栞に祖父の愛した一首
33
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詠み人知らず
久方の 月影清けき初夏に 憂き心あり 風に揺蕩ふ
26
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沙久
「馬鹿だもん」と開き直るがいいさ、君 それが世界を変える呪文だ
26
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沙久
混じり気のない優しさができたなら君に迷わず届けに行こう
28
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まあさ
雨雲を 待ち続けている 紫陽花が 今日も見上げる 綿雲の空
27
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inosann
裏庭にドクダミの花が風に揺れ名にらしからぬ清楚さをかもす
25
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へし切
夏はなほ雲居はるかに鳴く鳥のわび音かなしき君恋ふる空
24
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夢士
風に揺れ梅花空木の枝白し花の向ふに思ひ出の顔
21
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まあさ
さあ今日は 体育会だと 太陽が 朝早くから 張り切っている
24
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