藍子のお気に入りの歌一覧
河のほとり
ほととぎす夜はすがらに語らふかむすばぬ夢を空にたづねて
17
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河のほとり
ほととぎすかたらふ声は空にても誰をか他の友と知るべき
11
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河のほとり
なか空の闇に燃えてはかつ消ゆる蛍は知るやおなじ思ひを
18
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河のほとり
更けにけり声ほのかなるほととぎす夢かと聞きし空をながめて
14
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河のほとり
いたづらにながめられたる軒端かな夢の消えしはそこと知らねど
15
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リクシアナ
ぎやまんの蒼き小窓に陽はそそぎ初着さやけし洗礼の朝
25
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リクシアナ
吹き降ろす若葉嵐に身を寄せて鈴蘭そよぐ初夏の谷
30
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只野ハル
室温のビール煽れば醒めかけにまた眠剤を飲むことになる
17
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只野ハル
ほろ酔いの小さな憂さを晴らしつつ世界に満ちる不幸を忘れる
25
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只野ハル
今日夏日二十八度のこの暑さアラ真夏日と呼んでみようか
16
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只野ハル
プールで水中歩行する老人達の楽し気な声が聞こえる
15
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只野ハル
母を支える黄金の左の痛み治まらぬがだましだまし
17
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澄舟
野球には恨みしかない延長でドラマの録画できなかったから
12
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澄舟
我のためワイン注ぐは君の役イタリアの旅以来のならい
11
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澄舟
睦まじく見られたくって寄りそったケーキの箱は君の右手に
12
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澄舟
盃の向こうは彼岸赤い花のみを集めて肴に添えぬ
18
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澄舟
同郷の友に尋ねる横浜土産「かをりのレーズンサンドどう?」
9
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詠み人知らず
展望をのぞみて登る遠き道明日さえ見えぬこの世を思う
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詠み人知らず
吾ひとり趣味に救われ生きて来し語る老婦に夕暮れむとす
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詠み人知らず
階段を120段登り切りフーヒーフーヒー青空を吸う
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