詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
支柱より先には行けぬ朝顔の蔓の無念が虚空を探す
31
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ひよこ豆
詩などに縁のないまま半世紀ことばを知らぬ我に戸惑う
13
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ひよこ豆
色褪せた小さな笹に結ばれし色とりどりの短冊揺れる
12
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石川順一
藤の木は何回も咲く藤の実ももう出来て居る大きく垂れて
15
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ひよこ豆
透きとおる青き紅葉の那谷寺をあてなく歩く母と二人で
16
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石川順一
真夜中に焼き芋食べて歯を磨く食器を洗えば静まり行きぬ
9
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石川順一
ムク二羽にツマグロヒョウモン一羽飛ぶ果実や虫がたくさんあるか
16
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横井 信
朝顔はフェンスに並び増えてゆく夏の疲れを癒す響きを
16
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横井 信
強く吹く風に流れる雲を見て徒然歩く薄暮れの道
11
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へし切
鐘の音も花も移ろひ 常ならず まして浮き世の 夢にありせば
21
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へし切
錆色に花も移ろひ 梅雨は明け かほりかそけき梔子の花
24
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灰色猫
星々が神話になったその夜に生まれた子供に星の名前を
25
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滝川昌之
早過ぎる梅雨明け嘆く紫陽花はジョーロの水に雨を偲んで
21
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滝川昌之
「赴任先決まるようだ」と研修を終える息子が巣立ちにおわせ
19
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石川順一
アカウント中々修正できなくて何時も修正求められ居り
12
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へし切
やよやまて馬引き返せ直実の言葉に答ふ若き敦盛
19
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滝川昌之
雨呼べば阿夫利神社の参道の独楽を数えて雲登りくる
24
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恣翁
青草の色を深めて 女梅雨 音も立てずて 卒塔婆濡らせり
17
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コタロー
草花に足長蜂が誘はれて昭和のやうに夕日が沈む
6
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へし切
知っているようで知らない事ばかり 喝! の一声 元気をもらう
17
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