デラモルテのお気に入りの歌一覧
聴雨
秋更けて音もか細き小夜の雨黙しかたらぬ人のなみだや
9
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のんぼう
改めて言わなくたって好きなんだ いつも視線で追う先に君
2
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桜園
秋寂しつるべ落としの夕暮れは子猫を抱きてこたつにもぐりぬ
19
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遠井 海
美しくないからあたし無念にも清く正しく生きてます ふんっ
20
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桜園
明け方は冷え込むかしら月光の冴えわたりたる望月の夜
17
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恣翁
白鷺の番ひの一羽 飛び立つも 雨の中洲に 片や残れり
33
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白亜
摘みとられし若葉のかをり のちの日の頁にそそぐ陽のあらまほし
11
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聴雨
風にゆれ雨に枝垂るる花に似たしなやかなりて心ある人
15
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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みやこうまし
枯れ落ち葉踏みて歩けばかさかさと鳴りて聞かさる秋の瀬音を
13
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桜園
稲藁を燃やす匂いに包まれて見上げた空を雁の飛び行く
22
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聴雨
白菊のほころぶ先に結びたる花よりしろき寒露ひとつゆ
20
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聴雨
父母の思いの如く咲き初むるいとやはらかき百合の花かな
20
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光源氏
山里にうぐひすのこゑなかりけり君来たりてこそ春をおぼゆる
25
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光源氏
おぼろけの花の都をふり捨てて心の秋に逢ふぞわびしき
7
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恣翁
娘から 合格したと 電話あり 獨り異郷で 祝杯を擧ぐ
241
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詠み人知らず
水底に月かげの花やほの見えてかなしきものを思ひ出と呼べり
14
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桜園
やぶれし羽休めて地面にとまりいし紋白蝶をそっとみ守る
61
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夏恋
逝く夏に無残に焦げる赤蛍くすぶりながら舞姫が逝く
23
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紫草
母さんはかあさんだけどほんとはねそれだけでない顔を隠すの
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