詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
散れば咲き散れば咲きしてふふみつつ野分きに耐ゆる百日紅のはな
24
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千映
暑さにも負けないあなたの饒舌に涼しさの中吾舌を巻く
9
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ひよこ豆
夏の田の真っすぐ伸びた稲青く 風に波打ち秋待ち望む
15
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滝川昌之
杭を打つ建設現場の轟音は遠い昭和に聞く蝉しぐれ
20
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ひよこ豆
この路に並びいろどる百日紅 去年の夏はなぜ気付かずに
19
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石川順一
空腹は論争を生むおやつでも馬鹿には出来ぬ命の果実
17
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ひよこ豆
悠然と千歳を生きる大けやき全てを見つめ全て受け入れ
20
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ひよこ豆
真ん丸の小ぶり賀茂茄子そのまんまころっと焼いて甘味噌のせて
13
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へし切
ぬばたまの闇夜の中も赤々とサーモカメラに映る鉄塔
26
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石川順一
とんぼうは庭でも鎮守の森でも見る青きカエデも少し色付き
19
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へし切
夕暮れて なほ 降りやまぬ蝉しぐれ こころに聞きし せせらぎの音
25
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ひよこ豆
障子越し伸びた草影風に揺れ気付いてないと言えなくなって
22
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滝川昌之
あきらめて拭いもしない額からごみ収集者の汗に敬礼
25
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滝川昌之
昼下がり空いた蕎麦屋の風鈴がセイロの前の「打ち水」誘う
31
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ひよこ豆
百日紅暑さ気にせず溌剌と天を指差し高く咲き初む
16
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可不可
赤い糸みるみる溢れ両手首かさね合はせて旅だつ二人
8
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灰色猫
反目し不肖な我を叱咤するそのひたむきな声を忘れず
40
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ひよこ豆
葉の上でふんわり揺れる合歓の花疲れを癒やす優しい色で
25
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へし切
さるすべり焔立つがに赤々と 酷暑真昼の 夏空の下
23
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滝川昌之
雲がたつ三塁側のスタンドでブラスバンドの一喜一憂
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