詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
春の窓 陽射しを矩形に切り注ぎ六畳敷きの唐草を這う
22
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石川順一
ガラス製皿が割れたり肉まんを乗せて熱する愚を犯す朝
16
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絮谷新
處女歌集燃ゆる焔の煌めきに澪の流るる廢市のしじま
20
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千映
赤茶色ただれたような山茶花の葉も戦った花と寒さを
13
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灰色猫
空色に霞む伊吹の峰々を拝みつ父と参道登る
31
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灰色猫
太陽光ソーラーの照射量増やすためだけに伐られる哀れな木々たち
20
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灰色猫
春風が揺らす木々のざわめきを車とまがへ路肩へと寄る
21
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灰色猫
病にてともに登るは最後だとはきはき語る父の背を追う
34
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へし切
面影の忘らる時しなき宵はかよふ夢路にあはざらめやは
28
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夢士
梅香る薬師の池や水鳥の波紋広がり消ゑゆくをみゆ
22
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石川順一
葱味噌でご飯を食べる二時過ぎは少し御空が曇って来たり
14
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詠み人知らず
穏やかに夜空見上げるひとときは久しかるかなオリオン探す
18
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詠み人知らず
今日という吾の時間を吾らしく過ごしていたり無為といえども
25
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只野ハル
暖かな曇り日の午後一人きり窓を開けようか迷っている
16
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只野ハル
自分は一体何をしているのだろうまた同じ独り言してる
22
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詠み人知らず
緑の萌ゆ 麗らに射ささする陽をうけて 吾の心にも 春来たらなも
15
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詠み人知らず
手をのぶる 子猿に月影微笑みぬ 調子にのりて おんぶにだっこ
13
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詠み人知らず
狂うがに 恋ひ焦がるれど 幻の香り温もり 空に抱きつ
17
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恣翁
春めきて黒ずむ水に 泡沫ぞ 欠伸をすがに 遅々と流るる
23
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コーヤ
菜の花が散りばめられた寿司の盛り花咲く野辺の春の味わい
20
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