藍子のお気に入りの歌一覧
恣翁
岸洗ふ潮の寒く 埠頭訪ふ 行楽の客 跡を絶ちけり
14
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恣翁
空想を 黄泉路に誘ふ 黄昏の 死出の田長の 狂ほしき声
18
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恣翁
鮮やかな襷掛けたる娘らは うちささめきて 田の神待てり
21
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恣翁
人は 細小魚の頃も知らで 古しとて 鼻摘むぞかし 蟹臭ひければ
14
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まあさ
これからの ひとつき半の 雨の日の 過ごし方など 考えてみる
19
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沙久
白と赤ダリア胸張り「共演」し人の心に彩り添える
16
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沙久
そこにのみ光が宿る訳じゃない 君のまわりに、ほら、幾つもの
19
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沙久
形ない「思想」という罠拡散しイスラム国に若者集う
13
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滝川昌之
老鶯の消えゆく声のせつなさが雲に届いて梅雨がはじまる
29
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コーヤ
昨日まで無かかりし花ひらかれて笑みた喜び心に伝う
21
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コーヤ
「良い香り」母と楽しみた遠き日の記憶の中の山百合のはな
17
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inosann
「人は何故生きる」の問いの解けぬまま妻子養わんと働きし日々
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千映
初物のとうもろこしの美味しくて八十八円宮崎万歳
12
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石川順一
この柿は若葉を沢山茂らせて吃驚仰天させたいのだな
16
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石川順一
投票を忘れて強雨の日と成ればカートの足が古代銭かな
12
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石川順一
青草を袋に詰めて持ち帰り庭で燃やせば風の音かな
11
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石川順一
雨の日はランチでクリームオムレツを食べた後には遊技場行く
7
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石川順一
イヴの日に最も弱き我なれば樽に林檎を入れて蹴飛ばす
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桐生賄
お気に入り 猫顔文字を 使うため 用も無いのに 子へメールする
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灰色猫
いつまでも過去に縛られ泣くよりも過去を糧にし笑っていたい
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