詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
幸子
台風に直撃されてふにゃふにゃにめげたる傘のいじらしきかな
16
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秋日好
「隙をみて済ませてやろう」この思い家事の極意と今さらに知る
20
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秋日好
土砂降りの後のドアから闖入者元気に跳ねる殿様蛙
17
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幸子
インスタ映えする景色だねと話しても特に撮るでもない友と我
11
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幸子
ひょこひょこといとけない手足あやつって阿波踊る子らに万雷の拍手
12
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滝川昌之
無防備なヒマワリたちは雨風の強まる午後も空を探して
25
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ひよこ豆
網戸越し朝の空気の冷たさに布団引き寄せさえずりを聞く
19
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ひよこ豆
窓の外おぼろに見える月あかり網戸を通る風心地よく
13
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石川順一
電気式蚊取りの燃料替える夜痒みが無いと気付けぬ残量
14
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ひよこ豆
空に向け根を張るように枝伸ばし葉はさらさらと日差しを隠す
15
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横井 信
何処から夏の祭りのお囃子の笛の音を聞く涼しき夕べ
14
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へし切
君なくてならす扇のわびしかり風のゆくへに偲ぶ面影
24
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滝川昌之
境内で読経のような蝉時雨 宗派を超えて呉越同舟
28
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幸子
伝えたい思いを音に込められるでこぼこだけど生きてきた証
14
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住川幸
七月と命名されし小説が未完のままに仕舞われる夜
4
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千映
酷暑にも重装備のガードマン「ご苦労さま」とつい声掛けす
9
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横井 信
風の無い駅のホームで日差し浴び剥がれ落ちてく爽やかな朝
11
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び わ
平和ボケ問題意識薄れゆきこのままいってどうなることか
7
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秋日好
暮れ方はやはり苦手だ人生で成さぬことのみ浮き彫りにする
23
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横井 信
涼しいと思えば虫の音聞こえてる雲多き夜の街灯の下
7
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