煩悩のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
寝かせてる思いを1日眠らせて深呼吸して名前を変えよう
11
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千映
ストーブの薬缶のお湯の音にさえ介護の辛さ訴えている
13
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千映
カーテンを開いて庭の土すこし尖って見えた霜柱かな
11
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石川順一
肉じゃがは翌日も食べるフルグラの最後は繊細な粉ばかりとなり
7
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滝川昌之
東京で積もりはしない初雪よ舞っているだけ待っているだけ
18
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石川順一
団栗の葉を落とす木は冬の日に棒一本の心細さを
13
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横井 信
液晶を見ているだけの ゆでガエル 歩き始める 足元見つめ
9
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灰色猫
ほかほかのセラピードックねえ君はいくつの傷を癒してきたの
14
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灰色猫
みずうみに眠る校舎を想いつつ雪の湖面に傘を沈める
17
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灰色猫
薄暗い書庫にて眠る本たちはどれも大事な恋文なんだね
12
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灰色猫
永遠にあいこのままのじゃんけんを恋になるまでつづけてゆくの
18
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滝川昌之
年忘れ忘れぬものか逝きし友凍て空で泣く半欠けの月
21
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コタロー
人は皆孤獨なものと教へられ一本道をコツコツ歩く
14
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コタロー
あんなにも賑やかだつた職場から家に歸ればTVで癒える
6
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コタロー
北風にコロコロ轉がる枯葉らは意思を失くした操り人形
6
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コタロー
宵闇が幕を下ろせば一日の出來事全て過去に塗られて
6
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コタロー
よく熟れた果物ひとつ落下して甘さ酸つぱさ知る由もなく
11
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へし切
歳の瀬に今年の世相 一漢字 「北」が選ばれいやーな予感
20
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横井 信
寒空に 眠りに誘うもがり笛 奏でる風の 旅路は遠く
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横井 信
幼き日 祖父と歩いた あぜ道は 家々囲み 優しい灯り
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