詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
紫陽花の色様々に咲き乱れ笑顔振りまき人引き寄せる
16
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石川順一
コツコツとバックアップし埋まり行く記憶の襞に偶に徒花
20
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石川順一
寺に居る修行僧でも紫陽花は自然の物で人工の物
13
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詠み人知らず
躊躇せず深切心を振り撒けば 世の諍いは 流れて消える
26
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ななかまど
お袋の生きたあかしがつづられる三十一文字の手あかのノート
16
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河のほとり
清かなる月の光ぞやどりたるこころの闇にながす涙も
18
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葱りんと
幸せな 生活なんて 簡単に 言える生き方 誰もしてない
17
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滝川昌之
愛犬を偲ぶお歌に涙して思いはリードで友とつながる
24
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夢士
青空を仰ぎて走る芝草のピッチに落とす古稀の汗かな
26
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石川順一
でかい蚊がタオルケットの上で死ぬ我が目の悪魔ここに墜落
14
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中野美雄
橙色の百合のひらきてヨブ記読む何故花は散り人は死ぬのか
12
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藤久崇
石を裂く 花が太刀持つ 毛蕊花 種もぞたかき 野辺の長かな
21
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灰色猫
恋知らぬ雌鶏だちはひたすらに無精の卵を生産しをり
20
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灰色猫
砂浜に打ち上げられし廃船の方位磁針はいまでも海を
26
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灰色猫
ほの甘く果汁滴る梨の実を食めば真夏の追憶の海
27
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コタロー
王朝の歌人の歌も知らぬのに皆の拍手で歌を歌ひぬ
17
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詠み人知らず
夕されば 風生温く 鈍色の 遠き雲間に 驟雨見えけり
20
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詠み人知らず
教官に坂道発進褒められて ドライブ気分の路上教習
22
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みやこうまし
父母送り妻をも送り葬祭の責を終えたり 後は息子に
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ながさき
大海の 波に漂ふ 栴檀の 浮き木に出逢ふ 一眼の亀
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