詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
匂いこそ伴侶を選ぶ鍵であるケミストリーの有無を問うなら
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桐生賄
弟よ どうか生きててちょうだいと 初の高速 車飛ばして
17
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桐生賄
弟は 未だ何処かで 生きていて 「ただいま」言って 帰る気がして
19
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林林
食べた気がせずとも家族全員で囲む食卓かけがえのなき
23
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inosann
十四年前某新聞社報道「一発だけなら誤射かもしれない」
15
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絮谷新
弛し身を無人驛舎に打ち置けば廻送列車の向かふ塋域
15
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石川順一
春の風邪喉に鼻にと軽くある軽い症状油断は出来ぬ
14
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石川順一
豚肉と大根炒め納豆と火を吹く様な辛いとキムチと
6
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藍子
凛とした光を放つ冬の月人生照す標ともなれ
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灰色猫
広場にて焚書されゆく処女歌集焔はまるで不死鳥みたいで
19
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灰色猫
母を呼ぶ子猿は母のぬくもりを忘れはしまいと桃を抱きよせ
15
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灰色猫
美しい春を待ちわぶ筆跡で歌詠いは手帖と向き合う
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灰色猫
自画像の頬をかすかに切りたれば我が頬垂れる赤き血のあり
19
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灰色猫
草々の萌えたる土手を滑りゆく子供らは皆ダンボール尻に
17
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へし切
うつせみの借れる身なれば何惜しむあふにしかへば恋ひは死ぬとも
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詠み人知らず
「ぬん」や「ぽよ」強いて言うなら雰囲気詞 意味など特にございません
14
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詠み人知らず
花よ花 愛でむと蝶の舞ひたかる 蕊なき花の匂ひぞ悲しき
14
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まあさ
懐かしい 人に再会 したような 目をしてガラケー 握りしめる夫
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絮谷新
有平棒まぼる眼球裂かむため理髮店主は剃刀を研ぐ
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inosann
背中見て追いかけてくれると信じてた吾の愚かさ息子に今しる
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