inosannのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
歌いだす時刻で分かるその人の 買い物 コーヒー 夕食お風呂
11
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まがね
一人きり秋の入口木の上で何を求めて鳴くのか蝉は
9
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夏恋
語らない君だったから切なくて物憂く愛しく永遠になったの
9
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いちにのパッパ
三歳の勘はまちがってはいない生まれる前の赤ちゃん返り
5
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いちにのパッパ
断捨離で切り捨てられてしまっても思い出たちは血と肉である
11
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たんぽぽすずめ。
猫舌の君思い出しさみどりの鸚哥へあげる粥に息吹く
7
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詠み人知らず
七輪で母がさんまを焼いている父は笑って庭を見ている
5
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たんぽぽすずめ。
八十路まで生きて来て戸をズガドンと閉める夜中の父が悲しい
7
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リンダ
頑なに短歌と言わず、うたと書く彼のメールがふいに飛び出す
11
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たんぽぽすずめ。
詠み終えて一旦区切りまた歌う印鑑として押している。「まる」
6
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リンダ
アイフォンのsもcでも大差なしガラパゴスには電波届かず
4
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遊糸
頼りない爪に鎧を装備する本音を言わない私に似てる
6
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詠み人知らず
わたくしは和食以外じゃ死んじゃいます フランス支社に行ったら死にます
9
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みやこうまし
御所歩き緑目に溜め持ち帰り夜にひもどき歌など作る
10
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たんぽぽすずめ。
大地への旅路に子らを導いて俯くそれは向日葵の笑み
5
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たんぽぽすずめ。
学歴も歳も男女の差も問わぬ短歌はとても間口が広い
8
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日向猫
小鳥二羽ともに羽ばたき來たりしが一羽はしばし自由に飛ばん
15
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りゅう たいせい
昨日見た私のこんな悲しみも 宇宙にとっちゃ見えないだろう
1
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りゅう たいせい
スタートのピストルの音と歓声を泣きわめいてる我が子と見たい
2
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恣翁
若き頃 楽しみなきも 夢ありき 歳月去りて覇気色褪せぬ
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