薫智のお気に入りの歌一覧
なり
きみの目がゆらゆらゆれて水彩画みたいにみえたぼくは泣いてた
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七月
太陽がポチャリと落ちると泣いた子は宇宙と地球とを説く人となり
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たつかわ梨凰
月のした雄の孔雀の羽根をもぐロミオは我のためだけのロミオ
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なり
しゃぼん玉ふけばふくほど水中にいる気がしてる 空を見上げる
6
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なり
指さしたバックスクリーンにたたきこめばなんでも正しくなるような午後
6
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三沢左右
海ひとつ銀の匙もてその口にそそがれし日を誰か知るらん
18
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白亜
一滴の雫が世界を知る日まで あなたの海はつづくのですね。
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つやはき
この雨がやむまで待つよ やむ頃にきみの答えで固まれ地面
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詩月恵
青梅の青そのままに六月を瓶に閉じ込め待っている 好き
19
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葉月きらら☆
恋人と呼ぶには遠いこの距離を貴方が伸ばす腕が縮めて
11
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詩月恵
ひがしやま君と歩いた石畳瓦斯の灯りに染まる格子戸
10
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れお
骨さえも残っていない灰皿の火葬の跡は昨日の本音
18
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氷魚
なかよしの方程式に弾かれて「あまり」になるから割算はいや
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羽
シードルの泡さわさわとひからせて再生させるあなたの言葉
19
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余市
梅雨ならば花の香りがするのかとかがうてみれば涙のにほひ
10
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余市
雨ふりて匂ひたちたる紫陽花にまどひ行きつく明月院かな
16
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佐々岡
君思ひうなだれて咲くケイトウの雨に打たれて冴えわたる赤
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佐々岡
ほんとうは何も知らない親指の付け根にほくろがあるかどうかも
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真実に成る言霊
丑寅の黒い焔を鎭めんと數多の祈り成就せよ
3
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百花(ももか)
夕空を夕焼けとしか呼べなくて太陽が赤いだけでうれしい
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