光源氏のお気に入りの歌一覧
祈り花
すぐそばの戀を戀とも知らなくて遠くばかりを見つめて生きて
10
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秋日好
書きかけの人生あちこち散らばせて撚りあわせもせず春を眺める
15
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幸子
石蕗の葉のみになりぬ礼を言ふ冬はきれいな黄色ありがたう
11
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夢士
春待ちて並木の紅や寒桜春の驟雨にその身縮むる
12
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リクシアナ
老いざくら花は絶ゆれど美しき桜皮のぞまれ春またず嫁く
22
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水月
水に月鏡に花の我が恋よ近くに在れど触れられぬひと
14
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リクシアナ
春待てど陽射しか細き冬の底スノードームに映る青空
18
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庭鳥
ふるさとは変わらずにあり住む人の顔は移れど歌ここにあり
5
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矢車菊
霞晴れてひかりのなかにあらはれし春の線路を辿りゆかうか
21
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呉竹
思い出の箱庭だけは壊さずに実家の奥に眠らせておく
6
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詠み人知らず
忘られぬ思出胸に鏤みて眸に未来の蒼穹映さばや
15
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まるたまる
(わたし今充電中)充電器に刺したままだと壊れるらしい
7
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萱斎院
風の音にふとめざむれば梅が香の 思ふかたよりただよひ来つる
16
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水月
木枯らしに落ち葉と渇いた恋ひとつ からりからりと彷徨う未練
24
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水月
奥ゆかしきひとも肩に寄り添いて垂れて梅や風に甘える
15
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河のほとり
木々の葉の風にさはぎてあこがれし心いづこと知らずもあるかな
15
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矢車菊
さくら草ひらきそむれば一年はかくも永くてかくもみぢかし
17
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秋日好
芝上の雪解け来の水溜り真鴨のつがい同時に着水
14
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月虹
常識を振りかざす人の非常識受けて立たぬも生きる知恵なり
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石川順一
昼食のおにぎり夕餉の鮭たべる机の上には選句紙がある
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