詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
薄氷が木つ端微塵に割れてをり人の心は同じと分かる
7
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コタロー
青空に巨大な雲が居坐つて我の自由も獨り占めする
5
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詠み人知らず
同情の声など要らぬとゆうたくちあんぐりあけて餌をまつさもしさ
12
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詠み人知らず
真摯さを持って言葉を呑む子ほど落っこちていく穴ぼこがある
14
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千映
寒き日も愉しいことが多ければ乗り越えられる現実がある
10
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千映
「もしもね」いった途端に顔しかめ受け入れ拒否のあなたは夫
7
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しげ
つり革に届いたことが嬉しくて大人になった気がしたあの日
12
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詠み人知らず
友達は別の生き物になっていき私ばかりが幼いままで
14
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詠み人知らず
春夏の葉衣ぬぎて細る身に冬は白たへ着重ぬれども
6
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大麦
どんどんと白に埋もれる金沢に見とれる間なくただ雪を掻く
10
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灰色猫
つなぐ手もかさなる影もないままに孤独な帰路で出会えた猫です
18
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灰色猫
井の中の蛙が海を見たようなうるんだ瞳で見つめていくね
16
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ねこめ
人のものばかりが欲しくなる 別に奪うつもりもないから見てる
3
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千野鶴子
コートから選手交替パーカーへそんな日来ると思えぬ寒さ
5
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横井 信
急かされる 仕事少なく 穏やかに 過ぎ行く日々に 心が騒ぐ
13
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桜枝巧
同じ僕・同じ大きさ・音量で穴あけパンチをがしゃんと言わす
5
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己利善慮鬼
いつか空に残る青さとなるでしょう涙全てと愛しさ一つ
6
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小室不比等
ぶぶぶぶと寂しい夜を震わせて迷惑メールばかりが届く
5
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吉野 鮎
如月の眞夜の街路に冴ゆる氣のピンヒールの音透明を刻む
17
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夢士
雪解けて出会ひし花の名を問へば星の瞳と応え微笑む
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