サヤのお気に入りの歌一覧
月虹
野分け過ぎ風が言葉を呑んでゆくいついかなるも君を放さじ
64
もっと見る
吉野 鮎
野分ゆき燕去る月蒼空に望郷つのるつばくろの翼
24
もっと見る
吉野 鮎
龜裂入る皮に覗きし石榴の實列なす粒のルビーの輝き
21
もっと見る
石川順一
芋虫は悠然と居る茎に居る新芽を食べる大胆な奴
19
もっと見る
石川順一
卵だが子持ちシシャモと言う事に可笑しみおぼゆ朝餉昼餉に
16
もっと見る
ラベンダー
台風の 被害分からず 子供らの 興味学校 休みかどうか
25
もっと見る
ラベンダー
おばあちゃん 泣きなとも言い 泣けばいい そうも言ったね 励まされたよ
25
もっと見る
滝川昌之
旅行誌がスカウトしそうな秋空は台風一家の手磨きの空
37
もっと見る
秋日好
おまえなあ どうしちゃったの 壊れてる? 寝かしてくれない 誰かが悪い
14
もっと見る
月虹
南吉の故郷に在りて運命のやうに童話を書き綴りをり
63
もっと見る
恣翁
水をゆく魚のごとくに 流離ひつ 時雨上がりし 深き林を
23
もっと見る
恣翁
ガタガタと 壊れかけたる枝折り戸を 嘲るごとく 青北風鳴らせり
16
もっと見る
石川順一
つぶあんを二つとスピッツ聴いて居る深めて見たい古今集かな
17
もっと見る
石川順一
朝方の曇り空かな今は雨マメアサガオや露草を見る
21
もっと見る
石川順一
風呂蓋をとる激しさに鐘が鳴る柱時計の正確さかな
14
もっと見る
詠み人知らず
なくなかれ のりこえるのだ すましては きのうはあくたと なみにすてるひ
16
もっと見る
へし切
薄闇の彼は誰時はもの思ふ明らむ空に君の名を問ふ
23
もっと見る
へし切
女郎花 そばに添ひたし男郎花 秋野に咲いてともに散りたし
22
もっと見る
灰色猫
アメリカと冠する前の大陸は自然の叡智であふれていました
19
もっと見る
inosann
平生の小さき事への拘りは多分わたしが幸せな証拠
25
もっと見る
[1]
<<
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
>>
[31]