詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
こころみに水をかぶれば熱る肌汗が吹き出づ生きる身と知る
22
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石川順一
頻繁に降ったり止んだり涼風に洗い忘れも紛らわされて
16
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灰色猫
ひこばえの萌ゆる若葉の黄緑に脈々巡る生命をみる
24
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灰色猫
燃えているオレンジ色の夕焼けに影となりゆくサバンナの象
16
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灰色猫
その碧の輝く石を透かしみる胸苦しいほど海に焦がれて
20
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灰色猫
まだ死ねず血の赤をみる染まりゆく手首を切った湯船のなかで
15
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灰色猫
花嫁の涙を隠す白無垢は多くの別れの色なのですね
14
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inosann
報道もさることながら私的にも心がけてる両論併記
19
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まあさ
平静を 装い夫を 外来へ 送り出す朝 聞く蝉の声
24
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石川順一
チョコレート効果焼芋食べ続け大根白菜少し低く見
10
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恣翁
もじもじと 「前へ倣へ」の指先に 擽らるがに 背を反らせり
20
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石川順一
ベゴニアのガーデン写真コンテストすっかり忘れて三日ほど経つ
15
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夢士
旅に在り雑踏離れ空と海ひがな眺めて時過ぎ往かむ
19
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大野 冨士子
国道の汚れた空気吸いたくてジョギングしてる 他に意図はない
116
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あゆか
乾物で調整したる水加減焦がしたくない こぼしたくない
11
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あゆか
大根の煮つけの水を入れすぎて高野豆腐を入れておきましょ
14
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あゆか
九州の豪雨の歌会詠みました開催者様の意識の高さ
16
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滝川昌之
夏空の青より深く足元に小さく咲いたツユクサの蒼
28
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へし切
世の中に浜の真砂は尽きるとも金と政治のねたは尽きまじ
23
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吉野 鮎
乙鳥飛びかふ文月まほろばの大和盆地は稻田深緑
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