詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
冬だなとしみじみ思ふ寒さかな 一筆啓上 ご自愛のほど
21
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月虹
凍てついたアスファルトに降つ街灯り孤独を消し去る力をください
63
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石川順一
火曜日にライトシアンが途切れけり残り一本買うを決断
8
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滝川昌之
美しく見えてもそこは他人の雪 掻くも嘆くも他人の自由
21
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へし切
静けくも夜もふけゆけば夕闇の誰が泣く空か六花は散りける
21
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滝川昌之
枯渇した井戸から掬う水もある たとえば生家の記憶のような
23
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石川順一
木枯らしがやたら吹き荒れ現場行く冬耕されし田圃の間を
19
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石川順一
降り出して風花程度が吹雪き出し嵐となって積もり行きけり
13
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吉野 鮎
汝の笑まひ時とし吾裡にゆゑのなきかなし漣 ひたよすさざ波
11
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滝川昌之
校庭で奪い合うのは融け残り 手袋濡らして子は雪が好き
20
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コタロー
朝刊を買ひに出かけてコンビニへ眠氣を見せぬ若き店員
6
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へし切
ひとつ越えふたつ越え来ぬ老いの坂 終の煙は まだまだ遠く
20
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へし切
あかあかと雪気の空に寒椿 今か今かと春を待ちわび
20
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千映
爺婆が三人暮らす我が家では若手の吾が雪掻き率先
10
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千映
母お泊り外は雪なり吾の体疲れは布団が察知してくれ
9
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リクシアナ
ジン飲めば青き香りのテレピンと友を思えりコバルトの空
15
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夢士
童心に戻りて深夜初雪の道に残すや吾の足跡
19
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夢士
雪掻きて足腰のばす睦月あさ過ぎし歳月思い知らさる
20
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夢士
原発の基地の安全誰が知る神は語りぬ白根の噴火
22
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君丸
空に風 祈り掛け捨て 虚しくも 真の風なり 想いの実なり
10
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